煙突補強工事例
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竪地・バンド補強(写真は円形煙突の場合)
補強バンドは煙突の外径にあわせて巻き付けます。補強竪地は補強バンドに溶接して取り付けます。それぞれコンクリートの鉄筋量不足を補う役目もします。
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竪地・バンド補強材取付
補強バンドはボルト締めで取付け、竪地は上下をボルト締め後溶接します。
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竪地・バンド補強材取付後
補強バンドと竪地を溶接し、コンクリートとの一体化を計ります。特に新耐震（1982年以前の建築基準法）による設計の煙突では現在の建築基準法に比べ鉄筋量が少ないので、竪地が主筋の役割を、バンドが帯筋の役割をして鉄筋量不足分を補います。
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竪地・バンド補強材取付後
竪地・バンド補強施工後の煙突です。
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外巻き補強（鋼鈑巻き補強）
老朽化によりコンクリート片が上部より落下する場合等に煙突の外面を鋼鈑で全面巻き付けて事故を防ぐと共に煙突の補強を目的とします。高速道路の橋脚補強等でも耐震性能の向上を目的として採用されています。
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外巻き補強材取付後（鋼鈑巻き補強）
外巻き補強施工後の煙突です。
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外巻き補強施工中（鋼鈑巻き補強）
コンクリートの欠損部を充填補修して鋼鈑で全面巻き付けます。
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外巻き補強施工中（鋼鈑巻き補強）
上の写真の欠損部充填補修後です。
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外巻き補強施工中（鋼鈑巻き補強）
補強工事は足場で施工する場合とゴンドラで施工する場合があります（煙突の径や高さに応じて決定する）ゴンドラの方が施工期間が短縮されるので安全かつ安価に施工できます。
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外巻き補強施工中（鋼鈑巻き補強）
外巻材の荷揚げ状況です。煙突の径によって4分割、8分割、12分割等の分割枚数が異なります。
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外巻き補強後（鋼鈑巻き補強）
外巻補強の取付部です。
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外巻き補強施工前（鋼鈑巻き補強）
写真の煙突では鉄筋量が充分に配筋されており耐震性能は問題ありませんが亀裂と剥離が多いのでコンクリート落下防止を主目的として外巻き補強を実施します。
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外巻き補強施工中（鋼鈑巻き補強）
上の写真の足場設置後です。煙突高さ80ｍで外部単管パイプ本足場となっています。煙突の径が大きいので補強材は円周16分割となっています。
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外巻き補強施工後（鋼鈑巻き補強）
外巻き補強施工後の煙突です。外巻材に航空標識塗装を実施しています。
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外巻き補強施工前（鋼鈑巻き補強）
外巻き補強施工前の煙突です。
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外巻き補強施工後（鋼鈑巻き補強）
上の写真の外巻き補強施工後です。外部塗装の同時実施により美観が向上し工場のイメージアップにも繋がりました。
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外巻き補強（金網巻き補強）
鋼鈑巻き補強と同様に、コンクリート落下事故を防ぐことを目的としますが老朽化がひどく、上部の重量を増加させたくない場合（曲げモーメントの増加により耐震性能が劣る場合や特に短期間・応急処置の場合）に煙突の外面を外巻き材よりも軽量な金網で全面巻き付けます。
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炭素繊維補強（補強前）
コンクリート外部に鉄の10倍以上の強度を持った炭素繊維を巻き付け強度・靭性を向上させて補強する方法です。鉄よりも重量が大幅に軽く、煙突の稼働中にも施工可能です。欠点は炭素繊維を貼り付ける接着樹脂が熱に弱く（70℃程度で溶ける）コンクリート外面の温度管理に注意が必要です。
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炭素繊維補強（炭素繊維貼付後）
炭素繊維を貼り付けた後です。
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炭素繊維補強（炭素繊維貼付後仕上げ塗装）
炭素繊維の上に仕上げの塗装を行います。
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炭素繊維補強（補強後）
炭素繊維補強完了後です。
